孤独の秋
朝夕の澄んだ空気が、喧騒の夏の終わりを告げます。“あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む”(柿本人麻呂)
秋は孤独が身に染みます。
しかし、人は皆、本質的に孤独といわれます。
「生ぜしもひとりなり、死するも独りなり。されば、人と共に住するも独りなり。」(一遍)
この世の生の特性を知り、覚悟を持つ。
そう分かった上で、命の恵みに感謝し、人情を味わう。
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それで十分、何だか納得します。
思伝門下塾 池之内 亨
2022年09月26日 20:52