【メンタル】生きるのがつらいと感じるか恵みと感じるかは心の持ち様次第です
その中でも、人生の苦しみや楽しみほど表裏一体をなすものはないでしょう。
よく苦しみと悟りは一体だと言われます。
お釈迦様も言われました。
「苦しみの世界そのままが悟りの世界である」と。
つまり、私達の生きているこの世界を苦しみと見るか、神秘的で美しい世界だと観るかは心の持ち様次第だということです。
私達の外の世界は、いつだって変わらずにあり続けるだけです。
似たような経験は誰にもあるのではないでしょうか?
明日、楽しみがあれば一日が待ち遠しいでしょう。
逆に、試験があるとなれば、何もかもが嫌になるかもしれません。
私も昔はそうでした。
死の恐怖を解消できない時期、生きるのがつらい時は、朝目覚めると「ああ、また目覚めてしまった。眠ったまま死んでいればよかったのに」。
生きるのが楽しい時は、「ああ、また素晴らしい世界を見ることが出来る。貴重な一日だから大切に生きよう」。
いいときはいいのですが、逆に、体調が悪化すると、落ちるところまで落ちていました。
このような感情の起伏に悩まされ、一生続く病気を患ってしまいました。
当時は、目先に囚われず、人生をもっと大きく捉えていればこんなことにはならなかったのにと悔やんだものです。
でも、今は、一病息災と思って一生よい影響を及ぼす教訓として生かすようにしています。
さて、以上のことは何を言っているのでしょうか?
世界はいつだって変わらない。
私達の幸せ感だって同じです。
気持ちの持ち様で世界の見え方はどうにでも変わる。
そして、その気持ちの持ち様を根本から変えるのが私達それぞれの”世界観”だということです。
思伝門下塾 池之内 亨
2024年08月06日 23:20